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2025-02-07

公開日:2025年2月7日 | 最終更新:2026年7月16日 | 著者:KAFLIX CLOUD株式会社
<関連記事>OTAの仕組みや種類から整理したい方はこちら:OTAとは?レンタカー事業者が知っておきたい集客と販路拡大の基礎知識
香港の旅行者に自店のレンタカーを届けたいなら、まず押さえておきたい主要OTAは Klook・Trip.com・KKday・Expedia・Rentalcars.com の5つです。いずれも香港で広く使われている予約サイトで、すでに信頼されているOTAを入り口にすれば、認知度の低い日本の店舗でも香港市場へ効率よくアプローチできます。
訪日リピーターの多い香港からの旅行者は、地方へ足をのばす人も増え、移動の自由がきくレンタカーの需要が高まっています。とはいえ「香港の人はどのサイトでレンタカーを予約しているのか」「どのOTAに載せれば集客につながるのか」は、なかなか見えにくいところです。この記事では、香港の旅行者がよく使う主要OTA5選をそれぞれの特徴とあわせて紹介し、掲載のメリット・デメリットや成果を出すためのポイントまで整理します。読み終えるころには、自店に合った掲載先を絞り込めるようになります。
本題に入る前に、検索でよく調べられている3つの疑問に短く答えておきます。
この記事のよくある3つの疑問
香港で利用者が多いのは Klook・Trip.com・KKday・Expedia・Rentalcars.com の5つです。アクティビティ予約から広がったサイト、中華圏に強い総合OTA、レンタカー専門の比較サイトなど性格が異なるため、自店のターゲットに合わせて選ぶのが基本です。
Klookは香港発、KKdayは台湾発のOTAで、どちらも体験・アクティビティ予約を軸に成長してきました。両方とも香港ユーザーに広く使われていますが、発祥市場や得意なプランに違いがあります。まずは1社に絞らず、香港での認知度が高いサイトから試すのが現実的です。
正解は1つではありません。香港からの個人旅行者を広く狙うならKlookやTrip.com、価格比較で選ばれたいならレンタカー特化のRentalcars.com、といった具合に、集客したい層と自店の強みで決めます。この記事後半の比較表で各サイトの特徴を並べているので、判断の材料にしてください。
結論から言えば、香港はレンタカー事業者が今こそ狙うべき市場です。訪日観光客そのものが増え続けているうえに、香港からの旅行者はリピーターが多く、地方へのドライブ需要も伸びているためです。まずは背景となるデータを確認しておきましょう。
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2024年8月の訪日外客数は293万3,000人となり、前年同月と比べて36%の増加となりました。訪日需要の回復とともに、国内のレンタカー利用も広がっています。
なかでも香港は訪日リピーターが多いのが特徴で、2024年8月の訪日香港人数は24万6,600人と、単月として過去最高を記録しました。さらに同時期には香港=徳島間や香港=仙台間でチャーター便も運航され、大都市だけでなく地方へ足をのばす旅行ニーズの高まりがうかがえます。
鉄道網が都市部ほど発達していない地方では、自由に動けるレンタカーがとくに重宝されます。だからこそ、香港からの旅行者にどう自店を見つけてもらうかが、これからの集客を左右します。香港からの受け入れ準備を実務面から整えたい方は、訪日香港人が日本で運転するための必要書類と対応のポイントもあわせてご覧ください。

香港の旅行者が日本でレンタカーを予約するとき、その入り口になるのがOTA(オンライン旅行代理店)です。すでに信頼を得ているOTAを通じて掲載すれば、日本のレンタカー会社も効率よく香港市場へアプローチできます。ここでは香港で広く使われている主要OTA5選を取り上げ、それぞれの発祥や強みを整理します。OTAを使った海外集客の全体像は、海外観光客にアプローチするレンタカー販売術も参考になります。

Klook(クルック)は香港で生まれ、アクティビティ予約を軸に成長してきたプラットフォームです。近年はレンタカー予約にも力を入れており、使いやすいモバイルアプリと簡単な決済で、公式サイトやアプリから手軽に借りられる点が支持されています。アプリ経由の割引キャンペーンが多く、バウチャー発行も充実しているため、香港の旅行者にとってお得感のある選択肢になっています。特徴をさらに詳しく知りたい方は、Klookとは?香港・台湾集客に強いレンタカーOTAの特徴をご覧ください。参考:Klook公式サイト

Trip.com(トリップドットコム)は中国発の総合OTAで、もともと中国本土を中心に展開しながら、香港市場でも高いシェアを持ちます。アジア圏に強く、多言語・多通貨に対応しているため、香港のユーザーを狙いやすいのが持ち味です。航空券やホテルとあわせてレンタカーも予約でき、日本国内の店舗にとっても集客のチャンスが大きいプラットフォームといえます。運営会社や掲載のメリットを掘り下げたTrip.comとは?どこの国のOTA?レンタカー集客に強い特徴もあわせてどうぞ。参考:Trip.com公式サイト

KKday(ケーケーデイ)は台湾発のOTAですが、香港のユーザーにも広く利用されています。日本国内の体験型ツアーやアクティビティを扱うプランに人気があり、都市観光を中心にしつつ、地方への観光需要も増加傾向にあります。香港の個人旅行者に自店を見つけてもらうチャネルとして検討する価値があります。参考:KKday公式サイト

Expedia(エクスペディア)はアメリカ発の世界最大級のOTAで、香港に限らずグローバルな集客が見込めます。航空券やホテルとのセット予約に強く、レンタカーもあわせて検索・予約できる導線が整っています。その分、レンタカーの価格競争が激しくなりやすいため、戦略的な価格設定が成果を分けるポイントになります。参考:Expedia(香港)公式サイト

Rentalcars.com(レンタルカーズ)はイギリス発の世界最大級のレンタカー予約サイトで、レンタカーに特化して世界中の会社と提携しています。日本国内のレンタカー会社も多く掲載されており、香港の旅行者にもよく使われています。とくに個人旅行者や長期レンタルを希望する層に人気で、価格を比較しやすい点が強みです。同じくレンタカー予約も扱う世界的OTAとの比較は、Booking.comとは?レンタカー予約も可能な世界的OTAの基本と特徴も参考になります。参考:Rentalcars.com公式サイト
| OTA | 発祥国 | 特徴・強み |
|---|---|---|
| Klook(クルック) | 香港 | 使いやすいアプリと簡単な決済。バウチャー発行や割引キャンペーンが豊富 |
| Trip.com(トリップドットコム) | 中国 | アジア圏に強く香港ユーザーも多い。多言語・多通貨対応で香港市場を狙いやすい |
| KKday(ケーケーデイ) | 台湾 | 香港ユーザーにも広く利用。体験型ツアーに人気で、地方観光も増加傾向 |
| Expedia(エクスペディア) | アメリカ | 世界的OTAでグローバル集客が可能。価格競争が激しく戦略的な価格設定が重要 |
| Rentalcars.com(レンタルカーズ) | イギリス | 世界最大級のレンタカー専門予約サイト。日本の店舗も多数掲載、価格比較がしやすい |
香港以外の中華圏や韓国まで含めて掲載先を体系的に比較したい場合は、韓国・台湾・香港・マカオ市場を狙うOTA活用の具体策や海外レンタカーOTA10選もあわせて確認しておくと、全体像がつかみやすくなります。

香港市場にアプローチするうえで、OTAの活用は欠かせません。OTAでレンタカーを販売すれば、世界中の旅行者に自社サービスをアピールできるだけでなく、決済や販売の負担も軽くできます。とくに香港の旅行者にとって日本のレンタカー会社は認知度が低いため、すでに信頼されているOTAを通じて予約を獲得するのが近道です。ただし、手数料や価格競争といったデメリットもあるため、自店のターゲットに合うサイトを見極めて戦略的に使うことが大切です。
香港市場に向けてレンタカーを提供するとき、OTAを使う利点は大きく3つに整理できます。集客力の向上、決済の簡素化、リピーターの獲得しやすさです。多くの旅行者に一度にアプローチでき、予約・決済の手続きもスムーズになるため、運営の負担が軽くなります。ポイント制度やキャンペーンを組み合わせれば、継続的な顧客獲得も見込めます。
OTA活用の3つのメリット
多くの旅行者に自店のレンタカーをアピールでき、認知度の低い海外市場にも届く
各OTAが決済を代行するため、スムーズな取引ができ受付の手間を減らせる
OTAのポイントやキャンペーンを活用することで、再訪する利用者を増やせる
集客力が上がる一方で、注意しておきたい課題もあります。代表的なのが手数料の発生と価格競争への対応です。多くのOTAでは掲載や予約ごとに手数料がかかるため、利益率への影響を見込んでおく必要があります。また同じ地域の他社と比較されやすく、競争力のある価格設定やサービスの差別化が求められます。メリットを活かしながら、こうしたデメリットへの備えも欠かせません。
| 課題 | 内容と備え |
|---|---|
| 手数料の発生 | 掲載・予約ごとに手数料がかかる場合が多い。手数料を織り込んだ料金設計をしておく |
| 価格競争への対応 | 同じ地域の他社と比較されやすい。適正な価格設定とサービスの差別化が必要 |
OTAで香港市場の集客を最大化するには、ただ掲載するだけでなく、効果的な運用を取り入れることが重要です。とくにプロモーション機能の活用、レビュー評価の向上、言語対応の強化が成果を分けるカギになります。各OTAのキャンペーンを使えば露出を増やせますし、利用者の満足度が上がればレビュー評価も向上し、新規の予約につながります。実際に各OTAでは、早期予約割引やドライブツアー向けプロモーション、長期・短期のレンタカー割引、キャンセル無料プランなど、利用者のニーズに合わせた施策が用意されています。
成功のための3つの取り組み
言語対応は、予約ページだけでなく現地の受付まで含めて考えると効果が高まります。多言語での案内や決済に対応した多言語対応の受付機を組み合わせれば、香港からの旅行者を迎える現場の負担を抑えられます。受付から決済までの流れを整えたい方は、多言語セルフチェックイン機でインバウンド対応を強化する方法もあわせてご覧ください。
Klook・Trip.com・KKday・Expedia・Rentalcars.com の5つが主要なOTAです。Klookは香港発、KKdayは台湾発でどちらもアクティビティ予約に強く、Trip.comは中華圏に強い総合OTA、Expediaは世界的な集客が可能なサイト、Rentalcars.comはレンタカー専門の比較サイトという性格の違いがあります。
意味は大きいといえます。2024年8月の訪日香港人数は24万6,600人と単月で過去最高を記録し、香港=徳島・仙台間のチャーター便も運航されるなど、地方への旅行需要が高まっています。移動の自由がきくレンタカーは地方で重宝されるため、香港からの旅行者を取り込む余地が広がっています。
メリットは、集客力の向上・決済の簡素化・リピーター獲得のしやすさです。すでに信頼されているOTAを通じて、認知度の低い海外の旅行者にも届きます。一方でデメリットは、掲載や予約ごとの手数料と、同地域の他社との価格競争です。手数料を織り込んだ料金設計と差別化で備えるのが基本になります。
コツは3つあります。各OTAのプロモーションを活用して露出を増やすこと、レビュー評価を高めて信頼性を積み上げること、そして言語対応を強化して香港の旅行者が使いやすい環境を整えることです。予約ページから店頭受付までの言語の壁を下げると、満足度と評価の両方が安定します。
集客したい層と自店の強みで決めます。香港からの個人旅行者を広く狙うならKlookやTrip.com、価格比較で選ばれたいならレンタカー専門のRentalcars.comが候補です。最初から1社に絞り込まず、香港での認知度が高いサイトから試し、予約や問い合わせの反応を見ながら掲載先を広げていくのが現実的です。

香港市場を攻略するには、OTAの活用が欠かせません。訪日リピーターの多い香港は、日本のレンタカー業界にとって大きなビジネスチャンスを秘めた市場です。ただ、香港の旅行者の多くは日本国内のレンタカー会社を知らないため、信頼性の高いOTAを通じてサービスを届けるのが効果的な戦略になります。今回紹介した Klook・Trip.com・KKday・Expedia・Rentalcars.com は、いずれも香港でよく使われているプラットフォームです。
それぞれの特徴を理解して自店のターゲットに合うOTAを選び、手数料や価格競争を踏まえた運用と、多言語対応・レビュー管理といった工夫を重ねることで、香港からの集客を成果へと近づけられます。掲載先の選定と掲載後の運用、その両輪で取り組んでいきましょう。
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