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2026-10-21

公開日:2026年10月13日 | 最終更新:2026年10月13日 | 著者:KAFLIX CLOUD株式会社
<参考記事>言葉が通じないお客様への受付対応は、下記の記事で解説しています。
結論:ETC専用料金所の拡大に伴い、海外のお客様への高速道路の案内を見直す必要があります。
最新の情報は、NEXCO各社の公式発表で確認しましょう。
レンタカーで高速道路を利用する海外からのお客様に、ETCカードの必要性や料金の支払い方法をどこまで説明できているでしょうか。
2026年春には、NEXCO中日本・西日本の管内でETC専用料金所がさらに拡大しました。ETCカードを借りずに高速道路を利用する場合、経路によっては料金所での対応に戸惑う可能性があります。
また、高速道路周遊パスは商品によって利用条件や対象区間が異なり、販売を終了した商品もあります。古い情報のまま案内すると、料金や利用条件について行き違いが生じかねません。
本記事では、ETC専用化の最新動向を踏まえ、レンタカー店舗が押さえておきたいETCカード・周遊パスの情報と、海外からのお客様への案内を円滑にする方法を解説します。
この記事のよくある3つの疑問
目的地までの経路に、ETC専用料金所が含まれるかを事前に案内します。ETC専用料金所では、一般レーンのように現金で通行料金を支払うことはできません。ETCカードを挿入していないと、サポートレーンで一旦停止します。
いいえ。商品ごとに利用条件や対象区間が異なります。販売を終了した商品もあるため、最新の公式情報で確認します。
いいえ。貸出料金と通行料金は、それぞれ異なる費用です。例えば、ETCカードを借りた場合でも、通常の通行料金が別途発生することがあります。

ETC専用料金所の拡大に伴い、レンタカー店舗では、高速道路を利用する予定のお客様に対し、ETCカードの貸出が必要かどうかを事前に確認することが重要です。
※海外の高速道路で使用する電子料金収受用カードは、原則として日本のETCでは利用できません。
高速道路各社では、料金所のETC専用化を段階的に進めています。2026年春にもNEXCO中日本・西日本の管内で対象料金所が拡大されました。
ETC専用料金所では、従来のように一般レーンで現金などを使って通行料金を支払うことはできません。そのため、ETCカードを借りないお客様に対しては、目的地までの経路にETC専用料金所が含まれる可能性を伝え、利用予定の経路や料金所を事前に確認してもらう必要があります。
📎 出典:国土交通省 公式サイト
ETCカードを車載器に挿入していない状態などでETC専用料金所に誤って進入すると、サポートレーンで一旦停止し、係員の指示に従う必要があります。
ETCカードの有無で変わる確認点
| 項目 | ETCカードを借りるお客様 | ETCカードを借りないお客様 |
|---|---|---|
| ETC専用料金所の通行 | ETCカードを車載器に挿入した状態で通行する | ETCカードを挿入していないと、サポートレーンで一旦停止し、係員の指示に従う |
| 料金の扱い | ETCカードの貸出料金と通行料金は別の費用として説明する | ETC専用料金所では、現金での通行料金の支払いはできないと伝える |
| 事前に確認すること | 貸渡時に、ETCカードの利用有無を確認する | 目的地までの経路にETC専用料金所が含まれるかを事前に確認してもらう |
📎 出典:国土交通省 公式サイト
特に、日本語でのやり取りに慣れていないお客様の場合は、状況の説明や係員との意思疎通に時間がかかる可能性もあります。
こうした事態を避けるためにも、貸渡時にはETCカードの利用有無を確認し、ETC専用料金所について事前に案内しておくことが大切です。
ETC専用化で確認したい3つのこと
目的地までの経路を、事前に確認してもらいます。ETC専用料金所では、現金での通行料金の支払いはできません。
ETCカードを挿入していないと、サポートレーンで一旦停止します。係員の指示に従います。
対象料金所や実施時期は更新されるため、NEXCO各社の公式発表で確認します。
ETC専用化の対象料金所や実施時期は更新されるため、店舗で案内資料を用意する際は、NEXCO各社の公式発表を確認し、古い情報を使い続けないようにしましょう。
補足:ETC専用化の情報は更新されます
ETC専用化の対象料金所や実施時期は、更新されるとされています。
店舗で案内資料を用意するときは、NEXCO各社の公式発表を確認しましょう。
📎 出典:国土交通省 公式サイト

レンタカーで高速道路を利用する際は、対象エリアを定額で走行できる高速道路周遊パスも選択肢になります。ただし、商品ごとに利用条件や対象区間が異なるため、内容を確認しておくことが大切です。
高速道路周遊パスには、対象地域の高速道路を所定の期間、定額で利用できる商品があります。ただし、すべての高速道路が対象になるわけではなく、対象区間外の走行には別途通行料金が発生する場合があります。
海外からのお客様向けの周遊パスでは、日本以外のパスポートを持つ方や、海外の永住資格を持つ日本国籍の方などを対象とする商品があります。利用には、日本で有効な運転免許証、指定レンタカー会社の車両、専用ETCカードなどが必要になる場合があるため、商品ごとの条件を確認することが重要です。
また、全国版のJapan Expressway Pass(JEP)は販売を終了しており、Central Nippon Expressway Pass(CEP)も新規予約の受付を終了しています。地域別の周遊パスについても、販売状況や取扱店舗が変更される場合があるため、最新情報の確認が必要です。
主な周遊パスの販売状況
| 商品 | 販売状況(公式情報の案内) | 受付での確認 |
|---|---|---|
| 全国版のJapan Expressway Pass(JEP) | 販売を終了している | 古い案内資料に載っていないかを確認する |
| Central Nippon Expressway Pass(CEP) | 新規予約の受付を終了している | 新規予約を受け付けていないことを、案内前に確認する |
| 地域別の周遊パス | 販売状況や取扱店舗が変更される場合がある | 自社で取り扱うかと、最新の公式情報を確認する |
📎 出典:日本政府観光局(JNTO)公式サイト/国土交通省 公式サイト
📎 出典:日本政府観光局(JNTO)公式サイト/国土交通省 公式サイト
店舗では、対象者の条件やパスポート確認の要否に加え、自社で取り扱っている商品かどうか、利用予定の地域・期間が対象になるかを確認しておくとよいでしょう。周遊パスの案内では、最新の公式情報を確認することが欠かせません。
周遊パスで確認する3つの項目
日本以外のパスポートを持つ方などを対象とする商品があります。運転免許証や専用ETCカードなどが必要になる場合もあります。
対象区間外の走行には、別途通行料金が発生する場合があります。利用予定の地域と期間が、対象になるか確認します。
自社で取り扱っている商品かどうかを確認します。販売状況や取扱店舗は、変更される場合があります。

海外からのお客様への高速道路利用に関する案内は、受付時にすべて説明しようとするよりも、予約時に準備できることと、貸渡時に確認することを分けておくとスムーズです。特に、ETCカードの貸出条件や料金の支払い方法は、事前に説明内容を整理しておくことで、言葉の違いによる行き違いを減らしやすくなります。
予約時から返却時までの確認の流れ
海外からのお客様の予約を事前に確認できた場合は、ETCカードの貸出条件や高速道路周遊パスの利用条件、料金の支払い方法などを説明する多言語の案内資料を用意しておくとよいでしょう。
例えば、お客様が希望する言語を事前に把握できていれば、その言語に合わせた資料を準備できます。翻訳した資料には、ETCカードの貸出料金、通行料金との違い、周遊パスの対象区間や利用条件などを簡潔にまとめます。料金や利用条件は誤解につながりやすいため、翻訳内容の正確性にも注意が必要です。
受付時には、用意した資料を見てもらいながら、ETCカードを借りるかどうか、周遊パスを利用するかどうかを確認します。特に、周遊パスを取り扱う店舗では、対象となるお客様の条件や利用期間などを、実際の申込内容と照らし合わせることが大切です。
高速道路の利用に関する案内では、走行中の注意点を細かく説明するよりも、料金の仕組みと精算方法を明確にしておくことが重要です。
ETCカードの貸出料金、高速道路の通行料金、周遊パスの料金は、それぞれ異なる費用です。例えば、ETCカードを借りた場合でも、通常の通行料金が別途発生することがあります。また、周遊パスを利用していても、対象区間外の走行などによって追加の通行料金が発生する場合があります。
これらの費用をいつ、どのような方法で支払うのかは、店舗の取扱条件や利用する商品によって異なります。貸渡時には、適用される料金と精算方法を説明し、お客様と認識をそろえておくことが大切です。
返却時には、ETCカードの返却確認とともに、店舗で精算する料金がある場合はその内容を案内します。事前に説明した条件と実際の請求内容を照らし合わせることで、料金に関する行き違いを防ぎやすくなります。
補足:料金は別々に精算します
一般的には、ETCカードの貸出料金、高速道路の通行料金、周遊パスの料金は、それぞれ異なる費用とされています。
📎 出典:国土交通省 公式サイト

海外からのお客様への受付では、言葉の違いによってETCカードの貸出条件や料金の支払い方法などの説明に時間がかかる場合があります。
KAFLIX CLOUDのセルフチェックイン機は多言語に対応しており、ETCカードの貸出希望を画面上で選択できる機能も、オプションとして設定できます。これにより、お客様自身が画面上で貸出希望を選択できるため、スタッフが一人ひとりに希望を聞き取る手間を減らせます。
また、ETCカードの貸出条件や高速道路利用に関する注意事項を約款などに記載しておけば、お客様が契約時に内容を確認できるほか、電子契約書をスマートフォンで後から見返すこともできます。
このように、貸出希望の確認や契約内容の説明を受付機に取り入れることで、スタッフが毎回同じ内容を口頭で説明する負担を軽減できます。必要な説明を省くのではなく、お客様自身が内容を確認できる仕組みを整えることがポイントです。
受付機とスタッフの役割分担
ETCカードの貸出希望を画面で選択します。契約内容や注意事項を、お客様が確認できます。
毎回同じ内容を口頭で説明する負担を減らします。必要な説明を省くのではなく、確認できる仕組みを整えます。
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貸渡時に、ETCカードの利用有無を確認します。あわせて、ETC専用料金所について事前に案内しておくことが大切です。
対象者の条件や、パスポート確認の要否を確認します。利用予定の地域や期間が対象になるかも確認します。
ETCカードの貸出料金、通行料金との違い、周遊パスの対象区間や利用条件を載せます。料金や利用条件は誤解につながりやすいため、翻訳内容の正確性にも注意します。
はい。貸出希望を画面上で選択できる機能を、オプションとして設定できます。スタッフが一人ひとりに希望を聞き取る手間を減らせます。
ETC専用料金所の拡大に伴い、レンタカー店舗では、海外からのお客様に高速道路の利用方法や料金について正確に案内することが重要です。
特に、次の4点を押さえておきましょう。
大切なのは、案内する情報を減らすことではなく、必要な情報をお客様が理解しやすい形で伝えることです。最新情報の確認と受付方法の工夫を組み合わせることで、料金に関する行き違いを防ぎながら、スムーズな貸渡につなげられます。
最新の情報は、関係する公的機関などの公式情報でご確認ください。個別のケースの判断に迷う場合は、各窓口にご確認ください。
KAFLIX CLOUDは、レンタカーの予約管理・受付業務の自動化によって、店舗の省人化と運用を支援しています。
弊社について
株式会社KAFLIXCLOUD(カフリックスクラウド)といいます。レンタカー業界が抱える人手不足や、アナログ対応による業務過多といった悩み解決を目指すレンタカー予約管理システムを提供しています。
日本全国のレンタカー事業者の皆様と向き合いながら、現場の業務負担軽減に関するお悩みにこれからも耳を傾けつづけます。


