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2025-01-28

公開日:2025年1月28日 | 最終更新:2026年7月16日 | 著者:KAFLIX CLOUD株式会社
<関連記事>海外観光客の集客を全体像から整理したい方はこちら:海外観光客にアプローチするレンタカー販売術|ホームページとOTAを使った効率的な集客方法
海外トレンドの調べ方は、無料ツール「Googleトレンド」で地域・言語・期間を絞り込むのが基本です。台湾や韓国など狙いたい国を指定し、旅行者が実際に使う言語で検索需要を確認すれば、レンタカー集客に効くキーワードを見つけられます。まずは1つのキーワードで検索し、「インタレスト」の推移と関連キーワードを読むところから始めましょう。
海外からの観光客を集めたいレンタカー店舗にとって、キーワード選びは集客の入り口です。とはいえ「どの言葉で発信すれば海外の旅行者に届くのか」「そもそも海外のトレンドはどう調べるのか」で手が止まってしまう方は少なくありません。旅行者が検索するフレーズをつかめないままだと、せっかくのサービスも検索結果に埋もれてしまいます。この記事では、無料ツール「Googleトレンド」を使った海外トレンドの調べ方を、中国語(繁体字)での検索を例に、基本機能から実際のキーワードの絞り込み方まで順を追って解説します。
本題に入る前に、検索でよく調べられている3つの疑問に短く答えておきます。
この記事のよくある3つの疑問
Googleトレンドで「地域」を台湾や韓国などの狙いたい国に設定し、旅行者が使う言語でキーワードを入力します。期間とカテゴリを合わせて絞り込むと、海外の旅行者に限った検索需要の動きが見えてきます。特別なツールを買わなくても、無料で始められます。
検索の多さを、指定した地域と期間の中の最大値を100として相対的に表した数値です。100はその期間で最も検索された状態、50はその半分、0はデータが足りない状態を示します。実数ではなく相対値である点を押さえておくと読み違いを防げます。
SNSの投稿、OTAサイトのプラン名、自社サイトの記事やFAQなど、海外の旅行者が目にする場所に自然な形で盛り込みます。掲載する場所ごとに言葉の使い方を調整すると、キーワードの効果を引き出しやすくなります。
Googleトレンドは、あるキーワードがどのくらい検索されているかを、地域や期間ごとに分析できる無料ツールです。海外トレンドの調べ方の出発点として、まずはこのツールでできることを整理しておきましょう。

たとえば「沖縄 レンタカー」で調べると、どの地域の人が、どの時期にそのフレーズを検索しているかがわかります。レンタカー店舗にとって、このデータは集客のヒントの宝庫です。検索需要のピークや季節ごとの波を先に把握できれば、繁忙期に向けた発信を前もって仕込めます。
さらに、検索が伸びはじめたキーワードを早い段階で見つけられれば、同じ市場を狙う競合より一歩先に手を打てます。オンラインでの集客施策を幅広く見直したい方は、レンタカー店舗の集客方法|今すぐできるオンライン施策5選もあわせて参考になります。

Googleトレンドは、地域・期間・言語ごとに検索需要を調べられるため、海外向けの情報発信と相性がよいツールです。ここでは、観光地名や旅行者の行動をもとにキーワードを見つける手順を、3つのステップで整理します。
海外トレンドを調べる3ステップ
旅行者が使う言語で、調べたいフレーズを入力します。
狙う国や調べたい期間、旅行カテゴリに絞り込みます。
人気度の推移や関連キーワードから、使える言葉を選びます。
まずはGoogleトレンドのトップページを開きます。ここでは「レンタカー 沖縄」を意味する中国語(繁体字)「租車 沖繩」を入力し、「調べる」をクリックしてみます。旅行者が実際に打ち込むであろう言語で検索するのがポイントです。

クリックすると、次のような画面が表示されます。

この規定の表示のままだと、海外観光客の需要に絞ったトレンドは読み取れません。そこで次のステップで、どのデータを表示させるかを設定していきます。

「地域」を自社が狙うエリアに合わせ、あわせて計測期間とカテゴリを設定します。それぞれの目安は次のとおりです。
台湾や韓国といった市場ごとの狙い方を体系的に知りたい方は、韓国・台湾・香港・マカオ市場を狙う!レンタカー事業者向けOTA活用の具体策もあわせてご覧ください。

設定を終えると分析結果が表示されます。ここでつまずきやすいのが「インタレスト(人気度)」という言葉です。まずは4つの指標が何を示すのかを一覧で押さえ、そのうえで一つずつ画面を見ていきましょう。
| 指標 | 何がわかるか | 集客での使いどころ |
|---|---|---|
| 人気度の動向 | キーワードが時間とともにどれだけ検索されたか(0〜100の相対値) | 検索が伸びる時期を先読みし、発信のタイミングを決める |
| 地域別のインタレスト | そのキーワードが地域ごとにどれだけ人気か | どの国・地域に力を入れるかの判断材料にする |
| 関連トピック | 同じユーザーが検索している他のテーマ | 旅行者の関心を広くつかみ、発信の切り口を増やす |
| 関連キーワード | 同じユーザーが一緒に検索している具体的な語句 | メインの言葉を補う、より具体的なフレーズを見つける |

「人気度の動向」は、キーワードが時間とともにどれだけ検索されたかをグラフで示す指標です。ここで表示される数値は実際の検索回数ではなく、相対的な値である点に注意が必要です。Googleトレンドの説明によれば、数値は指定した地域と期間の中でのグラフ上の最高値を基準にした相対値で、100はその期間で人気度が最も高い状態、50はその半分、0はデータが十分に集まらなかった状態を示します。「インタレストの推移」と呼ばれるのはこのグラフのことです。

上の例では、12月23日に数値が100に達しています。クリスマス直前に「租車 沖繩」が集中的に検索されていた、と読み取れます。こうしたピークがわかれば、その時期に合わせて情報を出す準備ができます。

「地域別のインタレスト」は、キーワードが地域ごとにどれだけ人気かを示す指標です。どの地域に力を入れるべきかを判断するのに役立ちます。ここでの数値も0〜100の相対値で、100はその地域で最も人気が高い状態を表します。数値が高いほど、その地域の検索全体に占める割合が高いという意味であり、検索件数そのものが多いことを直接示すわけではありません。人口の少ない国で割合が高く出ることもあるため、母数の違いを頭に入れて読むのがコツです。
この例では「台湾」が100となっており、訪日した台湾の旅行者による沖縄でのレンタカー需要の高さがうかがえます。台湾市場の動きをさらに掘り下げたい方は、日本でのドライブ旅行が人気!台湾人観光客のレンタカートレンドも参考になります。

「関連トピック」は、そのキーワードを調べたユーザーが一緒に検索している他のテーマを拾い上げる機能です。旅行者の興味の広がりを把握でき、発信の切り口を増やすヒントになります。表示は「人気」と「注目」で並べ替えられます。「人気」はよく検索されているトピック、「注目」は直近で検索の伸びが大きいトピックを示し、「急激増加」と付いたものは、以前はほとんど検索されていなかった新しい話題である可能性が高いと考えられます。上の例では、「租車 沖繩」を調べた人が他にどんなテーマを検索しているかが並んでいます。

「関連キーワード」は、そのキーワードと一緒に検索されている具体的な語句を表示する機能です。関連トピックがテーマ単位なのに対し、こちらは実際の検索フレーズが並ぶため、発信にそのまま使える言葉を見つけやすいのが特徴です。並べ替えの考え方は関連トピックと同じで、「人気」と「注目」で切り替えられます。上の例では、「租車 沖繩」と一緒に「沖縄の空港」を意味する「沖繩 機場」が検索されている傾向が読み取れます。

Googleトレンドで見つけたキーワードを集客に活かすには、もうひと工夫が要ります。検索ボリュームが多そうな言葉を選ぶだけでは、競合に埋もれてしまうこともあるからです。ここでは、選び方の軸になる3つのポイントを整理します。
キーワード選び 3つのポイント
競争が少なく、特定のニーズに刺さる具体的なフレーズを選ぶ。
自動で表示される関連ワードから、需要のある言葉を拾う。
季節限定の言葉と、年間で使える言葉のバランスを取る。
検索ボリュームが大きいキーワードは魅力的に見えますが、競合が多いと検索結果で目立つのは簡単ではありません。そこで、検索需要が適度にあり、競争の少ない「ニッチキーワード」を狙う考え方が効いてきます。たとえば「沖縄 レンタカー 格安」を意味する「沖繩 廉價 租車」のように、具体的なフレーズを選べば、特定のニーズを持つ旅行者に届きやすくなります。さらに「朝一出発」を意味する「一早出發」や「カーナビ無料」を意味する「免費導航」といった特徴を足すと、独自性のある言葉に育てられます。

Googleトレンドでは、調べたキーワードに関連する語句が自動で表示されます。これを使えば、検索需要の高いフレーズを手早く見つけられます。「注目」を選んでいるときの関連キーワードは、最近よく検索されるようになった言葉を指します。とくに「急激増加」と書かれたものは、以前はほとんど検索されていなかった言葉が急に伸びたことを意味し、新しく話題になった出来事が背景にあるかもしれません。

カテゴリを「人気」に変えると、別の結果が表示されます。「人気」は設定した期間内で多く検索されている言葉のことで、スコアは他のキーワードと比べた相対的な多さを表します。スコアが100の言葉が最もよく検索されている、という読み方です。上の例では「沖繩 租車 推薦(沖縄 レンタカー おすすめ)」が人気の高い言葉だとわかります。メインの「租車(レンタカー)」を補いながら、旅行者がよく使う言葉を探る手がかりになります。
季節限定のキーワードと、年間を通して使えるキーワードのバランスを取ることも欠かせません。たとえば夏休みや旧正月シーズンに検索される言葉は、関連キーワードをたどることで、その時期ならではの人気ワードを見つけられます。

一方、年間を通したキーワードを長期の視点で分析したいときは、期間を「1年間」に広げて見るとよいでしょう。短期の波と長期の土台、両方の言葉を押さえておくと、季節ごとの集客にもぶれずに対応できます。

Googleトレンドで選んだキーワードは、使う場所に合わせて盛り込むことで、海外の旅行者に届きやすくなります。SNS・OTAサイト・自社サイトなど、それぞれの場面に応じた工夫を整理しました。
| 活用する場所 | 具体的な使い方 |
|---|---|
| SNS投稿 | キーワードを含む投稿で、海外の旅行者に向けてサービスをアピールする |
| OTAサイトのプラン名 | プランのタイトルに組み込み、検索結果や一覧で目に留まりやすくする |
| 自社サイト | キーワードを自然な文章で使い、ブログ記事やFAQを整えてSEOを強化する |
たとえば英語なら「car rental」、中国語(繁体字)なら「租車」など、旅行者の言語に合わせた言葉を軸に、関連キーワードで拾った語句を交えて発信してみましょう。OTAの選び方や活用の全体像は、OTAとは?レンタカー事業者が知っておきたい集客と販路拡大の基礎知識で整理できます。ホームページとOTAを組み合わせた集客の進め方は、海外観光客にアプローチするレンタカー販売術で具体的に解説しています。
無料で使えます。Googleトレンドは、キーワードがどのくらい検索されているかを地域や期間ごとに分析できるGoogle公式のツールです。会員登録なしでも基本的な分析ができ、海外の旅行者の検索需要を調べる用途にも向いています。
Googleトレンドで「地域」を狙いたい国に設定し、旅行者が使う言語でキーワードを入力します。あわせて期間とカテゴリ(旅行など)を絞り込むと、海外の旅行者に限った検索需要の動きが見えてきます。関連キーワードや関連トピックまで確認すると、発信に使える言葉が広がります。
指定した地域と期間の中での相対的な人気度です。グラフ上の最高値を100として、100は最も検索された状態、50はその半分、0はデータが十分でない状態を示します。実際の検索回数ではない点に注意して読み取りましょう。
「インタレスト(人気度の動向)」は時間の流れに沿った検索の増減を示すのに対し、「地域別のインタレスト」は地域ごとの人気の高さを示します。前者は発信のタイミング選びに、後者はどの国・地域を狙うかの判断に役立ちます。どちらも0〜100の相対値で表されます。
特定の狭い分野や興味に結びついた、具体的な検索語句のことです。一般的な言葉より競争が少なく、狙った層に届きやすいのが特徴です。「沖繩 廉價 租車(沖縄 レンタカー 格安)」のように条件を足したフレーズが、その一例です。
役立ちます。地域と言語を絞って検索需要を調べられるため、地域名を含むキーワードの見当をつけやすくなります。見つけた言葉を自社サイトの地域ページやFAQに自然に取り入れると、その地域を訪れる海外旅行者に向けた発信を強められます。
海外観光客の集客では、適切なキーワード選びが競争の激しいレンタカー業界での差別化につながります。Googleトレンドを使えば、海外の旅行者の検索動向を地域・言語・期間ごとに把握でき、需要が高まるタイミングを逃さずに準備を進められます。海外トレンドの調べ方は、次の3ステップから始めるのが取り組みやすい流れです。

Googleトレンドを使う3ステップ
自社の主な顧客層(台湾・韓国など)を決め、その地域の人気検索ワードをリサーチする。
検索のピーク時期をつかみ、SNSやOTAサイト、自社サイトに適切な言葉を取り入れる。
データを定期的に確認し、トレンドの変化に合わせて発信の内容を柔軟に調整する。
この3つを続けていくことで、競合より一歩先の集客につながるきっかけをつくれます。まずは今日、狙いたい市場のキーワードを一つ、Googleトレンドで調べるところから始めてみてください。
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