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マイナ免許証開始!レンタカー受付に必要な設備とは?

2025.6.17
マイナ免許証開始!レンタカー受付に必要な設備とは?

いよいよ始まった「マイナ免許証」対応。レンタカー業界も今動くとき。

2025年、マイナンバーカードと運転免許証が統合された「マイナ免許証」の運用が順次開始されました。

行政手続きや本人確認がスムーズになる一方で、各業界ではその対応に迫られています。とりわけレンタカー業界は、受付時に免許証確認が必須であることから、マイナ免許証への対応は避けて通れない課題となっています。

これまでのように、目視やコピーによる確認だけでは、マイナ免許証が提供する情報を正しく活用できません。

ICチップに格納された情報を安全に、そして確実に読み取るには、専用の設備と体制が必要です。

※この記事にはプロモーションが含まれています。

現場の声「必要なのはわかるけど、実際どうすれば?」

マイナ免許証

マイナ免許証に関する情報はニュースでも話題となっていますが、実際のレンタカー店舗からは以下のような悩みの声が聞こえてきます。

「読み取るには何を準備すればいいのか、正直わからない」
「費用や手間がかかりそうで不安」
「現場のスタッフでも簡単に使えるのか気になる」

特に、複数店舗を運営している企業や、外国人観光客を多く受け入れている事業者ほど、「設備投資するなら失敗したくない」という慎重な姿勢が目立ちます。

そこで今回は、現場に本当に必要な機器構成と、それを効率的に運用する方法を、わかりやすく解説していきます。

まず押さえておきたい、マイナ免許証とは?

マイナ免許証とは?
画像引用:警察庁Webサイト

マイナ免許証は、マイナンバーカードと運転免許証の一体化によって実現した、政府主導の新制度です。
カードにはICチップが埋め込まれており、顔写真・氏名・生年月日・免許種別・有効期限などの情報が暗号化された形式で保存されています。

この情報を活用するには、専用のNFCカードリーダーと読み取りアプリを使ってICチップへアクセスする必要があります。

セキュリティ性が高い一方で、読み取りには特定の環境が必要となり、「ただPCに繋ぐだけ」では対応できない点がポイントです。

<参考記事>
マイナ免許証とは?メリット・デメリットを徹底解説!

マイナ免許証対応に必要な機器と役割

マイナ免許証

マイナ免許証を用いたレンタカー受付時には、以下のような対応環境が必要になります。

  • NFC対応カードリーダー
  • マイナ免許証専用の読み取りアプリ
  • インターネット環境(有線または業務用Wi-Fi

NFC対応カードリーダー

ICチップのデータを読み取るための物理デバイス。
市販のUSB接続型などがあり、マイナンバーカード対応と明記されたものを選ぶのが安心です。業務用途では、耐久性や読み取り精度も考慮する必要があります。

マイナ免許証専用の読み取りアプリ

警察庁が提供するものや、ベンダーが開発したアプリケーションなどがあります。
マイナ免許証専用の読み取りアプリ(主にスマートフォン・パソコン用)を使用することで、ICチップ内の個人情報を安全に取得し、システムに渡すことができます。

インターネット環境(有線または業務用Wi-Fi)

マイナ免許証の読み取りアプリを使用するには通信が必須なため、安定したネット環境が欠かせません。業務用Wi-Fiまたは有線接続がおすすめです。

すべてをまとめて解決できる「チェックイン機」という選択肢

KAFLIX CLOUDのセルフチェックイン機について
キオスク端末を利用したセルフチェックイン機

受付業務に必要な設備をすべて個別に整えるのは、コストも手間もかかります。
そんな課題を一気に解決する手段として注目されているのが、KAFLIX CLOUDが提供するレンタカー用チェックイン機です。

\ 導入ご相談はこちら /

レンタカー受付をもっとラクに!キオスク端末でかんたんチェックイン!

この出発受付機能を搭載したチェックイン機は、マイナ免許証の読み取りに対応するだけでなく、顔認証による本人確認、多言語表示、電子契約の処理、さらにはレンタカー業務用ERPシステム「REborn」との連携まで、受付業務に必要な機能を一台に集約しています。

実際の運用では、来店者は端末の案内に従って操作を進めるだけで、予約確認から免許証の読み取り、本人確認、契約同意、支払い、出発準備までを完了できます。

1組あたり3〜5分で完了するため、スムーズな受付が可能となり、スタッフの負担軽減や顧客満足度の向上にもつながります。

さらに現在は市販のNFCカードリーダーを外付けで運用していますが、将来的にはこのリーダーも端末に標準搭載される予定です。

今後の制度変更や業務環境の変化にも柔軟に対応できる構成となっており、「安心して長く使える設備」として、多くの店舗から高い評価を得ています。

<参考記事>
キオスク端末でレンタカー受付業務を効率化!人手不足解消と業務効率UPを実現

チェックイン機の利用イメージ

チェックイン機の利用イメージ

以下は、マイナ免許証を用いた受付フローの一例です。
チェックイン機を利用した場合、非対面でスムーズに貸渡まで行うためには、レンタカー利用者に以下の8つのステップどおりに操作してもらいます。

この8つのステップをチェックイン機で進めることで、今まで15分ほどかかっていた受付時間を1組あたり3分~5分程度に短縮することができるようになります。

  • 携帯番号を入力し予約を呼び出す
  • 利用規約・無人受付への同意
  • 追加オプションの選択(免責補償など)
  • マイナ免許証の読み取り(NFCスキャン)
  • 顔認証による本人確認
  • 貸渡契約の内容確認・電子同意
  • 決済(キャッシュレス or 現金)
    ※現金決済はスタッフ対応が必要な場合があります
  • 貸渡証の確認(QRコードまたはレシート形式で発行)

車両へ向かい、利用開始!

導入の不安を解消するためのチェックポイント

注意点

導入を検討する際に押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 推奨機器・環境の把握
  • スタッフ教育と操作マニュアルの整備
  • 将来的な「マイナ免許証受付の義務化」の可能性も、見据えた体制

なお、KAFLIX CLOUDでは、端末導入だけでなく、レンタカー業務用ERPシステム「REborn」との連携設計や、導入後のサポート体制も整えているため、初めての方でも安心して導入に踏み切れます。

<参考記事>
REbornでコスト削減と業務効率化!利益最大化をサポートするレンタカー予約管理システムをご紹介

導入後の効果:受付業務がここまで変わる!

セルフチェックインシステムを搭載したキオスク端末設置の効果
キオスク端末設置の効果

チェックイン機+REbornの構成を導入した事業者からは、以下のような成果が報告されています。

  • 受付時間の短縮:従来8分→1組あたり3分~5分(最短で1~2分)
  • 対面業務の削減:REbornとの連携により、スタッフ対応工数を削減
  • 顧客満足度の向上:多言語対応・待ち時間の削減が特に好評
  • 契約トラブルの防止:記入ミス・読み違えゼロへ
  • 多店舗運用の統一化:どの拠点でも同じ品質の受付を実現

<参考記事>
楽になるだけじゃない!?レンタカーセルフチェックイン機で変わる顧客満足度!

まとめ:マイナ免許証対応は、“業務改善”のチャンスに

レンタカー利用イメージ

マイナ免許証受付の対応は、単に新しい制度に合わせるだけの取り組みではありません。
これをきっかけに、店舗業務全体を見直す絶好のタイミングだと私たちは考えています。

受付業務の煩雑さや、人手不足、外国人対応の課題など、レンタカー業界が抱えるさまざまな悩みは、設備の導入と業務フローの再設計によって根本から改善することができます。

特に、レンタカー業務用ERPシステム「REborn」やチェックイン機を活用すれば、受付から契約、売上管理に至るまで、店舗運営の主要工程を一元管理することが可能です。

これにより、業務効率は飛躍的に向上し、従業員の負担も軽減。結果として、顧客満足度の向上にもつながります。

今後ますます普及が見込まれるマイナ免許証。導入に不安を感じている方こそ、まずはお気軽にKAFLIX CLOUDまでご相談ください。

制度対応だけでなく、貴社の未来を支える業務改善の第一歩をご一緒に設計いたします。

弊社について

株式会社KAFLIX CLOUD

株式会社KAFLIXCLOUD(カフリックスクラウド)といいます。レンタカー業界が抱える人手不足や、アナログ対応による業務過多といった悩み解決を目指すレンタカー予約管理システムを提供しています。
日本全国のレンタカー事業者の皆様と向き合いながら、現場の業務負担軽減に関するお悩みにこれからも耳を傾けつづけます。

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