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海外OTAとつながる!レンタカーの「GDS連携」仕組みとメリット

2025.6.27
海外OTAとつながる!レンタカーの「GDS連携」仕組みとメリット

<関連記事>そもそもGDSの基本機能から整理したい方はこちら:レンタカー業界におけるGDSとは?基本機能と導入メリットを徹底解説

GDS連携とは、レンタカーの在庫・料金・予約情報を一つの基盤に集約し、Booking.comやExpediaといった海外OTAへまとめて流す仕組みです。航空・ホテル業界では古くから当たり前に使われてきた予約のハブであり、それがいまレンタカー業界にも広がっています。これを使うと、複数の海外OTAへ個別に登録しなくても、一度の在庫更新で世界中の予約サイトに反映でき、ダブルブッキングも防げます。

「GDS連携って具体的に何がうれしいのか」「海外OTAとはどうつながるのか」が気になって調べている方も多いはずです。この記事では、GDSの正体と海外OTAへのつながり方を図解的に整理したうえで、レンタカー店舗が連携で得られる3つのメリットと、韓国の人気OTA「JEJUPASS」と受付機を組み合わせた実例まで解説します。読み終えるころには、自店の海外集客にGDS連携が向いているかを判断できるようになります。

GDS連携のよくある疑問に先に3つ回答

本題に入る前に、検索でよく調べられている3つの疑問に短く答えておきます。

Q1. GDS連携とは何ですか?

旅行業界の予約情報を集約・配信する仕組み「GDS(Global Distribution System)」に、自店の在庫や料金をつなぐことを指します。GDSは航空会社・ホテル・レンタカーといった供給側と、OTAや旅行会社といった販売側をリアルタイムに結ぶ"予約のハブ"です。代表的な事業者にはAmadeus(アマデウス)Sabre(セーバー)があります。

Q2. GDS連携で海外OTAとはどうつながる?

GDSやAPIを介して、Booking.com・Expedia・Agodaなど複数の海外OTAへ在庫と料金が自動で配信されます。OTAごとに個別登録・個別更新をしなくても、一つの基盤を更新すれば各サイトへ同時に反映される、という関係です。予約が入れば、その情報も自動で店舗側の管理システムへ戻ってきます。

Q3. 中小のレンタカー店舗でもGDS連携はできる?

できます。かつては大手向けの仕組みでしたが、近年はAPI連携に対応した管理システムを使うことで、地域の中小規模の店舗でも海外OTAへの接続を始めやすくなりました。専任の外国語スタッフがいなくても、在庫管理と予約受付を一本化しながら海外販路を広げられます。

海外予約への対応が”普通”になりつつある

訪日旅行の回復にともない、レンタカー店舗にとって海外からの予約対応はもはや特別なことではなくなりました。日本政府観光局(JNTO)の推計では、2025年の訪日客数は約4,268万人と過去最高を更新しています。空港やレンタカー拠点では、外国語での予約や受付を求められる場面が確実に増えています。

海外OTAとレンタカーをつなぐGDS連携のイメージ

とはいえ、海外OTA一つひとつに手作業で在庫を登録し、予約が入るたびに別々の管理画面を見比べる運用では、店舗の負担が膨らむばかりです。そこで鍵になるのが、複数の販売チャネルを一本の仕組みに束ねるGDS連携です。OTAそのものの種類や役割から整理したい場合は、OTAとは?レンタカー事業者が知っておきたい集客と販路拡大の基礎知識もあわせてご覧ください。

GDSとは? ─ 航空・ホテルの当たり前がレンタカーにも

GDSは、旅行業界の予約情報を集約して各販売チャネルへ配信する基盤です。供給側(航空会社・ホテル・レンタカー)と販売側(OTA・旅行会社)のあいだに立ち、在庫・料金・予約状況をリアルタイムに橋渡しする"予約情報のハブ"だと考えると分かりやすいでしょう。一か所を更新すれば、つながっている各チャネルへ同時に反映されるのが最大の特徴です。

GDSが予約情報のハブとして供給側と販売側をつなぐ図

航空・ホテル業界ではすでに当たり前

航空業界では、AmadeusやSabreといったGDSが世界中の座席在庫と運賃を旅行会社やOTAへ配信しており、利用者は航空会社に直接アクセスしなくてもリアルタイムで予約できます。ホテル業界でも、複数のOTAへ一括で在庫を提供しつつ料金を統一管理し、ダブルブッキングを防ぎながらグローバルに集客する手段としてGDSが定着しています。こうした"予約のインフラ"が、いまレンタカー領域にも広がりつつあります。

API連携が小規模店舗の参入を後押し

GDS連携を実務で支えるのがAPIです。APIは異なるシステム同士をつなぐ"橋渡し役"で、たとえばOTAに入った予約が自動で店舗の管理システムへ流れ込むようにしてくれます。このAPI連携に対応した管理システムを使えば、大手でなくても海外OTAへの接続を現実的に始められます。海外OTAを横断的に比較したい場合は、海外レンタカーOTA10選も参考になります。

GDS×海外OTA連携の3つのメリット

レンタカー店舗がGDS連携で得られる利点は、次の3つに整理できます。

  • 海外販路を一気に拡大できる
  • 在庫連携でダブルブッキングを防げる
  • 管理ミスの低減と業務効率化でコストを抑えられる

① 海外販路を一気に拡大できる

GDSやAPIを介してBooking.com・Expedia・Agodaなど主要な海外OTAへつながると、多言語のユーザーへ一度に露出できます。国内OTAだけに掲載していると日本人客が中心になりがちですが、海外OTAへ広げれば、これまで届かなかった層からの予約を取り込めます。一つの基盤から複数チャネルへ配信できるため、広告予算が限られる店舗ほど費用対効果を実感しやすいのが利点です。

海外OTA連携で広がるインバウンド集客のイメージ

② 在庫連携でダブルブッキングを防げる

複数のOTAの在庫を一つの基盤に集約すると、予約が入った瞬間に各チャネルの在庫がリアルタイムで更新されます。表計算ソフトで在庫を手管理していると、反映の遅れから同じ車両を二重に売ってしまう事故が起こりがちですが、在庫連携ならその取りこぼしを抑えられます。常に正確な空き状況を保てるため、現場の安心感と利用者の満足度の両方につながります。

③ 管理ミスの低減と業務効率化でコストを抑えられる

連携が整うと、手入力や二重チェックといった作業が大きく減ります。予約が自動でリアルタイムに反映されるためヒューマンエラーが起きにくく、複数OTAをまたいだ在庫管理も一元化できます。事務作業から解放されたスタッフは、接客や車両整備といった本来の業務に時間を割けるようになり、結果として人件費の効率も良くなります。レンタカー業界では外国語に対応できる人材の確保が難しく現場の負担が重いため、この省力化の効果は小さくありません。

受付業務を自動化する多言語対応の受付機

受付やチェックインの段階まで含めて省人化したい場合は、免許証の読み取りから貸渡しまでを自動化する多言語対応の受付機を組み合わせると、予約から店頭対応までの言語の壁をまとめて下げられます。

事例:JEJUPASS×REborn×受付機で受付対応

GDS連携の効果は、海外OTAと管理システム、そして店頭の受付機をつないだときに最も分かりやすくなります。ここでは、韓国の人気レンタカーOTA「JEJUPASS」と、クラウド管理システム「REborn」、受付機を組み合わせた対応の流れを紹介します。JEJUPASSは韓国語に対応したOTAで、訪日韓国人旅行者の増加とともに国内レンタカーの予約窓口として存在感を高めています。

韓国の人気レンタカーOTA「JEJUPASS」のイメージ

予約から出発までの流れ

旅行者がJEJUPASSで予約すると、API連携によって予約情報がREbornへリアルタイムで自動反映されます。来店時には、利用者が韓国語表示の受付機を操作し、免許証の読み取り・本人確認・決済・貸渡書類の発行までを自分で進められます。スタッフが付きっきりで対応しなくても、出発までスムーズに完結する流れです。REbornは予約から決済までの管理を一本化するため、将来ほかの海外OTAへ展開する際の土台にもなります。

韓国市場をより深く狙いたい方は、訪日韓国人向けのレンタカー販売に!韓国の人気OTAサイト5選をご紹介もあわせてご覧ください。

この事例のポイント

注目したいのは、語学力に頼らずに海外からの予約と受付を回せる点です。受付機が多言語に対応していれば、スタッフが韓国語や英語を話せなくても、来店客は母国語の画面で手続きを完了できます。予約の取り込みから店頭対応までの言語の壁を、システムと機器の組み合わせで一段ずつ下げていけるのが、GDS連携を起点にした運用の強みです。

GDS連携でレンタカー運営の未来が変わるイメージ

まとめ|GDS連携は海外集客と省力化を同時に進める一手

GDS連携は、レンタカーの在庫・料金・予約を一つの基盤に集約し、海外OTAへまとめてつなぐ仕組みです。航空・ホテル業界で当たり前だった予約のインフラがレンタカーにも広がり、海外販路の拡大・ダブルブッキングの防止・管理ミスの低減という3つの効果を同時に狙えます。API連携に対応した管理システムを選べば、中小規模の店舗でも現実的に始められます。

大切なのは、連携を入れて終わりにせず、店頭の受付までを見据えて設計することです。JEJUPASSとREborn、受付機を組み合わせた事例のように、予約の取り込みから受付の自動化までを一本でつなげると、語学力に頼らない海外集客の運用が見えてきます。まずはGDSの基本機能を押さえ、自店の海外集客にどう生かせるかを具体的に見積もるところから始めてみてください。

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本記事は公開時点で確認できた情報をもとに作成しています。GDSやOTAの仕様・連携条件、訪日に関する統計は変更される場合があるため、実際のご検討の前に各公式ページで最新情報をご確認ください。KAFLIX CLOUDは、海外OTAとのAPI連携や受付業務の自動化(受付機)を通じて、レンタカー店舗の省人化と海外集客の運用を支援しています。

株式会社KAFLIX CLOUD

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