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免許証をスキャンするだけ!レンタカー受付を変えるOCRの仕組みをやさしく解説

2025.11.21
免許証をスキャンするだけ!レンタカー受付を変えるOCRの仕組みをやさしく解説

免許証コピーの手間、まだ続けますか?

レンタカーの受付業務で欠かせないのが「免許証の確認」。今までは、スタッフが免許証のコピーを取り控えを取り、期限や名前を目視でチェックしていました。

しかし、忙しい時間帯や繁忙期にはこの作業が大きな負担になります。

「コピー機の前でお客様を待たせてしまう」
「有効期限の見落としでヒューマンエラーが起きる」
「紙の控えを保管するスペースが増えていく」

なお、レンタカー事業には 国土交通省の通達により、本人確認書類(運転者の氏名、住所、運転免許の種類及び運転免許証の番号)を保存する義務があります。

そのため保存自体をなくすことはできませんが、OCRを活用すると紙ではなくデータで保管でき、管理の負担が大幅に軽減されるという利点があります。

そんな課題を解決するのが、出発受付端末に搭載された OCR(光学文字認識)技術です。

今回の記事では、IT初心者の方でも理解できるように、OCRの仕組みとレンタカー業務での利便性をわかりやすくご紹介します。

OCRとは?身近に使われている文字読み取り技術

OCRのイメージ

「OCR」とは Optical Character Recognition(光学文字認識)の略で、簡単に言えば「画像の中の文字を自動で読み取ってデータ化する技術」です。

たとえば、免許証をスキャナーで読み取ると、その画像の中に「名前」「生年月日」「免許証番号」「有効期限」などが印字されています。

OCRはこの画像をAIが分析し、文字の形を認識してデジタル文字として抽出します。
たとえば以下のような仕組みです。

  • 免許証をスキャナーで読み込む
  • AIが画像を解析し、文字の輪郭を検出
  • 「これは漢字」「これは数字」と自動で判別
  • テキストデータとしてシステムに登録

これにより、人が入力しなくても、自動的に正確な情報を取得できるのです。

実はOCRは、企業の書類処理や宅配業者の伝票スキャンなど、私たちの身近なところでも幅広く活用されています。

請求書や伝票などの紙書類を自動でデータ化する用途として、多くの業界で導入が進んでいます。

出発受付端末でOCRを使ってできること

レンタカー用セルフチェックイン機利用の様子

KAFLIX CLOUDの出発受付端末では、免許証のスキャン時にOCR技術を使用しています。

レンタカー利用者が端末に免許証をかざすだけで、氏名・有効期限などの印字情報を読み取り、データとして登録します。

これまではスタッフがコピーを取り、目視で確認していた工程が、わずか数秒で完了します。

さらに、免許証に印字された文字情報の読み取り(OCR)とは別に、本人確認のため 「免許証に記載された人物」と「端末前の利用者」が同一人物かどうかを確認する目的で顔写真照合を行います。

これはOCRではなく「顔認証AI」という独立した技術で行われる処理です。

\ 導入ご相談はこちら /

セルフチェックイン機バナー

OCRが活用されている場面(KAFLIX CLOUD出発受付端末)

  • 免許証のスキャン(印字情報の読み取り)
    KAFLIX CLOUDの出発受付端末では、運転免許証だけでなく パスポートのMRZ(機械読み取りゾーン)や国際運転免許証の印字情報も OCR によって読み取り、必要な項目をデータ化することができます。
  • 有効期限チェック
  • 番号や氏名などの文字情報の判別

OCRは「文字」を読み取る技術、顔認証は「顔の特徴点」を照合する技術であり、両者はまったく別の仕組みで動いています。

<参考記事>
レンタカー受付の「人手不足」を解決!セルフチェックイン機運用ガイド

OCRによってどんなことが便利になるのか?

スキャナのイメージ

これまでレンタカー店舗では、スタッフが免許証をコピーを取り、有効期限や氏名などを目視で確認していました。

しかし、OCR技術を使うことで、この手間のかかる作業が一気に効率化されます。
まず大きなメリットは、ヒューマンエラーの削減です。

人の目で確認していると、繁忙期などにうっかり有効期限を見落としてしまうケースがあります。
OCRならAIが自動で文字を読み取り、有効期限や氏名を正確に判別できるため、確認ミスのリスクを大幅に減らせます。

次に、作業時間の短縮も大きなポイントです。
これまでコピーを取り、紙を整理・保管するまでに数分かかっていた作業が、OCRを使えば免許証のスキャンだけで完了。たった数秒で本人確認が終わるため、お客様を待たせる時間も減り、スムーズな受付が可能になります。

さらに、ペーパーレス化の実現も進みます。
コピー用紙や保管スペースが不要になることで、書類整理の手間がなくなり、紙の管理コストも削減。環境にも優しい運用ができる点も、近年注目されています。

また、OCRを導入することでスタッフの負担軽減にもつながります。
これまで人が行っていた確認や入力作業をAIが代行するため、スタッフは他の接客業務や車両準備などに時間を使えるようになり、少人数でも効率的に運営できる体制づくりが可能になります。

そして何より、お客様にとっての利便性が大きく向上します。
受付がスムーズになり、待ち時間が短縮されることで「レンタカー手続きが早くてラクになった」という満足度の向上にもつながります。

このようにOCR技術は、単に「免許証を読み取るためのツール」ではなく、業務の効率化・ミス防止・顧客体験の向上を同時に実現する仕組みなのです。

OCR技術が変えるレンタカー受付のこれから

レンタカー利用イメージ

レンタカー業界では、近年「無人化」や「省人化」のニーズが高まっています。
特に受付業務は人手が必要になりやすく、効率化の課題が大きい領域です。

KAFLIX CLOUDの出発受付端末に搭載されたOCR技術は、現場の省力化とミス防止を同時に実現する実践的なソリューションです。

  • スタッフがいなくても免許証確認が可能
  • コピー機や紙管理が不要(データ保管に移行可能)
  • ミスを防ぎながらスムーズに手続きを完了

これらが組み合わさることで、現場の生産性を高めつつ、より安心・快適な貸渡体験をお客様に提供できるようになります。

まとめ:OCRで免許証コピーの時代は終わる

NEXT STEP

OCR技術は、レンタカー受付における「本人確認」の常識を変えつつあります。
従来の“コピーを取り保管する”という作業を、免許証のスキャン一つで完了できる時代になりました。
ITが苦手な方でも、OCR導入のメリットは非常にわかりやすいものです。

  • 免許証の情報を正確に読み取り
  • コピーや紙管理が不要(データ保存が可能)
  • チェック漏れなどのミスを削減
  • スタッフの負担軽減
  • 受付スピードが向上し、お客様満足度もアップ

こうしたメリットは、店舗運営の効率を高めるだけでなく、受付体験そのものを大きく改善します。

KAFLIX CLOUDの出発受付端末なら、今回の記事で解説したOCR技術を活用し、これまでスタッフに重くのしかかっていた受付業務の負担を大幅に削減できます。

「もっと受付をスムーズにしたい」「紙の管理を減らしたい」という店舗様は、ぜひ一度、導入方法や機能についてお気軽にご相談ください。

あなたの店舗に合った運用方法をご提案いたします。

弊社について

株式会社KAFLIX CLOUD

株式会社KAFLIXCLOUD(カフリックスクラウド)といいます。レンタカー業界が抱える人手不足や、アナログ対応による業務過多といった悩み解決を目指すレンタカー予約管理システムを提供しています。
日本全国のレンタカー事業者の皆様と向き合いながら、現場の業務負担軽減に関するお悩みにこれからも耳を傾けつづけます。

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