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国内レンタカーOTAおすすめ10選|掲載先を選ぶための実用ガイド

2026.1.9
国内レンタカーOTA10選|自社に合った掲載先を選ぶための実用ガイド

国内レンタカーOTAは、掲載先の選び方次第で集客・利益率が大きく変わります。

たとえば宿泊予約との親和性が高く地方観光客に強いOTA、ポイント経済圏を重視する層に有効なOTA、一方でローカル需要を安定的に獲得することが期待できる地域特化型のOTAがあります。

しかし、OTAごとに強いエリアや顧客層、手数料体系、予約の導線設計が異なるため、「どこに、どれだけ在庫を出すか」で集客効果や利益率は大きく変わります。

今回の記事では、代表的な国内レンタカーOTA10選の特徴を整理しながら、自社のエリア特性・車両構成・ターゲット顧客層に合った「掲載先の組み合わせ」を見つけるための実践的な考え方を紹介します。

本記事を参考に、感覚ではなく戦略的な国内レンタカーOTA選びを実践してみてください。

自社に最適か?国内レンタカーOTAを選ぶ3つのポイント

見直し・ポイントのイメージ

レンタカーOTAを選ぶ際、「知名度があるか」「手数料が安いか」といった基準だけで判断してしまうと、長期的には売上や利益率の面で損をする可能性があります。

実際、OTAごとにユーザー層・得意エリア・販売促進の仕組みが異なるため、自社の戦略と合わない媒体を使い続けると、「安売り競争に巻き込まれる」「狙いたい顧客層に届かない」といった課題が起こりやすくなります。

ここでは、掲載先を選ぶうえで最低限おさえたい3つの視点を紹介します。

  1. 各サービスの「強み」と「顧客層」とのマッチング
  2. 販売促進機能(クーポン・ポイント・タイムセールなど)
  3. コスト(手数料)と導入ハードル

この3つを整理して比較することで、「なんとなく載せている」状態から、“戦略的に在庫を出す”状態へと変えることができます。

<関連記事>
OTAとは?レンタカー事業者が知っておきたい集客と販路拡大の基礎知識

国内レンタカーOTA各社の強みと自社のマッチング

まず最初に確認したいのは、「そのOTAはどこに強く、誰がよく使っているのか」という点です。

どのエリアに強いか

 レンタカーOTAは、それぞれ得意とする地域が異なります。

  • 全国の観光地・空港・主要駅に強い「全国型」
  • 沖縄・北海道など観光リゾートに強い「リゾート型」
  • 東京・大阪など都市部の出張需要を中心とした「ビジネス型」

たとえば、店舗が「空港や新幹線駅の近く」にあるなら全国型OTAが有効ですし、「観光地中心」ならリゾート型OTA、「市街地の法人需要」が多いならビジネス型OTAが効果的です。

自社の店舗立地 × OTAの得意エリアを照らし合わせることで、「集客効率の良い組み合わせ」を見つけやすくなります。

メインの利用者層は誰か

次に見るべきは、「どんな人がその媒体を使っているか」です。

  • ビジネス利用(平日中心・法人需要)
  • レジャー利用(休日・観光中心)
  • ファミリー層(ミニバン・ワゴンなど大人数向け)
  • 若年層(軽・コンパクトカー中心、価格重視)
  • 海外からの旅行者(多言語対応・海外OTA連携が強い)

たとえば、若年層が多いOTAに高価格帯の輸入車を載せても予約にはつながりにくく、逆にファミリー向け需要が多いOTAにワゴン車を集中させると稼働率が上がる傾向があります。

 OTAの利用者層と、自社が狙いたい顧客層がどれだけ重なるか――これが「掲載先の相性」を判断する最重要ポイントです。

自社の戦略とずれていないか

最後に確認したいのは、「自社の戦略との整合性」です。

 もし「サービス品質やブランド価値で勝負したい」のであれば、最安値中心の媒体に偏るとブランドが安く見られてしまうリスクがあります。一方で、「オフシーズンの稼働率を優先したい」時期には、クーポン・タイムセールなど販促が活発なOTAを活用する方が効率的です。

このように、「自社のポジション」 × 「各サービスの得意分野」を意識して整理することで、

  • 主力として在庫を厚く出すOTA
  • サブ的に露出を取るOTA

を分けて運用する戦略が立てやすくなります。結果的に、在庫配分や販促費の最適化にもつながります。

販売促進機能(クーポン・ポイント・タイムセール)

同じ「レンタカーOTA」であっても、集客を後押ししてくれる販促機能には大きな差があります。つまり、どの媒体が「自社の売上アップをどれだけ支援してくれるか」は、クーポン・ポイント・タイムセールといった仕組みの充実度で決まると言っても過言ではありません。ここでは、主に3つの観点から整理してみましょう。

クーポン・ポイント施策の充実度

多くのOTAでは、利用者の予約を促すために定期的なクーポン配布やポイント還元を行っています。ただし、その仕組みや自由度には違いがあります。

  • サイト側で定期的に発行する「全体キャンペーンクーポン」
  • 事業者が自ら設定できる「店舗限定クーポン」
  • 次回利用につながる「ポイント還元プログラム」

特に、以下のような課題を感じている店舗にとっては、このクーポン・ポイント機能が直接的に売上に影響します。

  • 平日の稼働率をもう少し上げたい
  • 特定の車種(ミニバン・高級車など)の予約が弱い

こうした場合、柔軟に「車種限定」「期間限定」クーポンを設定できるOTAは非常に有効です。一方で、媒体によっては店舗単位でのクーポン発行ができない場合もあるため、どこまで自由に設定できるかを確認しておきましょう。

タイムセール・特集ページの活用度

GW・夏休み・年末年始といった繁忙期には、OTA側が大規模なキャンペーンや特集を展開します。

  • 早割・直前割セール
  • エリア別(沖縄・北海道など)特集ページ
  • ファミリー・ビジネス・レジャーといったテーマ別特集

これらの企画は、言い換えれば「OTAが自社の代わりに広告を打ってくれる」ようなものです。

広告費をかけずに露出を増やせる貴重な機会であり、積極的に参加することでアクセス数や予約数が大きく伸びることもあります。

掲載の条件や申請方法が媒体ごとに異なるため、どのような販促枠が用意されているかを定期的にチェックしておくことが重要です。

販促機能の「使いやすさ」

機能が多いこと自体は魅力的ですが、実際の現場では「設定や運用のしやすさ」も非常に大切です。

  • 管理画面が複雑で設定に時間がかかる
  • クーポン登録の反映にタイムラグがある
  • 問い合わせへの返信が遅い

といった場合、担当者の負担ばかりが増えてしまい、結果的に機能を使いこなせないことも。販促機能を比較する際は、「設定のしやすさ」「サポート体制」「マニュアルや担当者フォローの有無」といった実務面の快適さも確認しておくと安心です。

コスト(手数料)と導入ハードル

最後に確認しておきたいのが、費用構造と導入のしやすさです。

「どれだけ集客できるか」も重要ですが、最終的に利益を残せるかどうかは、手数料・固定費・運用コストのバランスで決まります。

見ておきたい費用項目

OTAを比較する際には、次の4つのコスト項目を確認しておきましょう。

  • 初期費用(初期設定・契約手数料など)
  • 月額固定費(掲載料・システム利用料など)
  • 成約時の手数料率(コミッション)
  • オプション料金(広告枠・特集掲載・レポート機能など)

ここで大切なのは、「手数料率だけを見ないこと」です。たとえば、手数料率が高めでも「予約件数が多く、結果的に利益がしっかり残る媒体」もあれば、逆に、手数料が安くても「そもそも送客が少なく、トータルの利益が小さい媒体」もあります。

重要なのは、「コスト × 送客数 × 利益率」 のバランスで判断することです。単純に「安い=良い」ではなく、“利益の出やすさ”で評価することが経営的には正解です。

掲載開始までの流れ・期間

意外と見落としがちなのが、「スタートまでのスピードと手間」です。媒体によって、以下のような点に差が出ます。

  • 申込〜審査完了までにかかる期間
  • 提出が必要な書類(営業許可証・保険証券類・会社情報など)の量
  • 自社運用ツールや在庫調整プラットフォームとの連携可否

最近は「サイトコントローラー」を導入している事業者が増えています。「OTAごとの管理画面操作」ではなく「サイトコントローラー対応の有無」も選定の重要ポイントになります。

「早く新しい掲載先を増やしたい」という場合、数週間で掲載できる媒体と、審査や設定で数か月かかる媒体では、売上へのインパクトが大きく異なります。また、在庫や料金を自動連携できる機能があるかどうかも、日常運用の効率を左右します。

社内運用とのバランス

最後に確認したいのは、「社内体制で無理なく運用できるか」という視点です。

  • プラン登録・料金変更・在庫調整にかかる手間
  • 問い合わせ対応や予約変更対応の負荷
  • 担当者1人あたりで現実的に管理できる媒体数

いくら媒体を増やしても、管理が追いつかず在庫や価格の更新が遅れてしまっては本末転倒です。そのため、

  • 継続して掲載すべき媒体
  • 今後新規で拡大したい媒体
  • 効果が薄く縮小・撤退を検討すべき媒体

を定期的に見直すことが重要です。

【徹底比較】国内主要レンタカーOTA 10選の特徴と活用イメージ

ここでは、レンタカー事業者の目線で「どんなOTAに、どんな目的で載せると良いか」 がイメージしやすいように、10媒体をざっくり整理します。

エアトリレンタカー

エアトリレンタカー
出典:エアトリレンタカー

全国のレンタカー会社のプランを一括検索・比較できる総合旅行プラットフォーム。航空券や宿と併せて旅程管理しやすいのが強み。出発地の細かな指定や一括比較に対応し、特に飛行機を利用する旅行や出張の際には、空港周辺の店舗プランが豊富に見つかるため、空港周辺の店舗では有力な選択肢の一つとなります

・販売促進への取り組み 

地域別キャンペーンやおすすめ特集など、季節・エリアごとの露出施策が多く、航空券・宿と一体管理でき、旅程調整がしやすいのが強みです。

・掲載のハードル・コスト感  

成果報酬型(予約成立時のみ手数料)で初期費用は低く設定されています。出発直前予約や事前決済などの機能強化を通じて商品力を高めています。掲載手数料体系を明記した一次情報は公式サイト上で確認できていませんので、個別確認が必須です。

参考:
格安レンタカーの料金比較・予約 - エアトリ
よくあるご質問 | 格安レンタカーの料金比較・予約 - エアトリ
事業案内 - エアトリ

たびらいレンタカー

たびらいレンタカー
引用:たびらいレンタカー

大手レンタカー会社や、一定の基準を満たした事業者のみを掲載する比較サイトで、品質やサービス水準を重視したラインナップが特徴です。沖縄・北海道など観光地需要にも強く、現地取材型の観光記事との連動もあります。

・販売促進への取り組み

免責補償や装備込みの「わかりやすい料金表示」で訴求しつつ、エリア別特集やお得プランで集客するスタイル。リゾート旅行の比較検討フェーズで選ばれやすい媒体です。

・掲載のハードル・コスト感

たびらいレンタカー予約では掲載するレンタカー会社を大手企業や、独自の厳格な品質基準を満たした優良事業者のみ厳選掲載する独自基準を採用しており、サービス面や車両管理体制が整った事業者のみ扱っています。そのため審査ハードルはやや高めですが、料金表示もカーナビ・免責補償料込みで統一されており、信頼重視の顧客から支持される媒体です。(※高品質維持のための車両維持コストはかかるものの、その分ユーザー客単価が高く良質な顧客層を獲得できます。)

参考:たびらいレンタカー予約の利用ガイド

OKIREN(オキレン)

オキレンとはどんなサイト? ― 3つの基本ポイント
出典:オキレン

沖縄特化型の掲載数が多い比較サイト 沖縄(那覇・石垣・宮古など)に特化し、約250社以上のレンタカー会社のプランを最安値で比較・予約できるポータルサイトです。

運営元が沖縄の地元企業(O-NAZ株式会社)であるため、大手チェーンだけでなく、地場の格安レンタカー事業者も多数掲載されています。「OKIREN PRIME」という高級車・外車専門のカテゴリーも展開しており、幅広い層に対応しています。

<関連記事>
沖縄レンタカー事業者必見!オキレンの魅力と活用メリットを解説

・販売促進への取り組み

「沖縄旅行 × レンタカー」に特化したサイト構成で、空港からすぐ乗れるプランや、外車・オープンカー・高級車専門の「OKIREN PRIME」など、“沖縄らしさ”を前面に出した訴求が可能です。さらに、他社との差別化として「タクシー来店キャッシュバックプラン(店舗までのタクシー代を一部負担)」など、ユーザーの「移動のストレス」と「コスト」を削減する独自の訴求を行っています。

・掲載のハードル・コスト感

「沖縄に拠点があること」が大前提となるため、エリア外事業者にはハードルとなります。同エリアでの認知・送客力は高い媒体。費用体系は一般的なOTA型のため、「沖縄拠点の売上を最大化したい事業者向け」の掲載先と言えます。約250社という掲載数は沖縄特化として規模が大きく、ユーザーにとっては選択肢が多くなる反面、事業者にとっては競争率が高くなる可能性もあります。

参考:沖縄で格安レンタカーを250社から最安値で比較・予約

じゃらんレンタカー

じゃらんレンタカー
出典:じゃらんレンタカー

リクルート運営の旅行サイト「じゃらんnet」内で利用できるレンタカー予約サービス。全国47都道府県のレンタカーを、宿・ホテル検索とまとめて検討できるのが大きな特徴です。

・販売促進への取り組み

宿泊・温泉・観光特集とセットで訴求されることが多く、旅行全体のプランニングの中で「ついで予約」を取り込みやすい媒体。平日割やシーズン特集など、キャンペーン施策も豊富です。

・掲載のハードル・コスト感

露出面でのメリットは大きく、主力掲載先候補になりやすい媒体です。露出・送客力が非常に高い反面、契約・掲載審査のプロセスは厳格。リクルート社による基準(個人情報保護・品質管理体制など)の審査をクリアする必要があります。

参考: じゃらんレンタカー参画に関するお問い合わせ

楽天トラベルレンタカー

楽天トラベルのレンタカーページの特徴とメリット
引用:楽天トラベルレンタカー

楽天トラベル内のレンタカー予約サービス。全国約5,000店舗をカバーし、主要レンタカー会社から地域の店舗まで幅広く掲載されています。

<参考記事>
他OTAとどう違う?楽天トラベルにレンタカーを掲載するメリットと注意点

・販売促進への取り組み

楽天ポイントが「貯まる・使える」点が最大の強みで、ポイント倍率アップやクーポン配布、セール企画が頻繁に行われます。リピート獲得やキャンペーン連動での集客に向いた媒体です。

・掲載のハードル・コスト感

楽天トラベルレンタカーには大手から地域の中小レンタカー事業者まで多数掲載されており、会員数1億人超の集客力やポイント・クーポン施策による高い送客効果が期待できる一方で手数料率や連携条件は公式未公表のため、最新情報の確認と利益計算への考慮が重要です。ポイント原資などを加味した利益設計が重要になります。

参考:新しいお客様を増やしませんか?新規参画のご案内 【楽天トラベル】

skyticket(スカイチケット)レンタカー

スカイチケットレンタカー
出典:スカイチケットレンタカー

航空券比較サイトとして知られるskyticketが提供するレンタカー予約サービス。全国47都道府県の主要・地域レンタカー会社と幅広く提携し、空港・主要駅発の利用に強みがあります。

・販売促進への取り組み

多数のレンタカー会社を一括比較でき、「最安値を探しやすい」UIが特徴。全プラン免責補償込みなど、料金のわかりやすさを打ち出したプランも多く、価格訴求に向いた媒体です。

・掲載のハードル・コスト感

中小事業者でも参入しやすい一方、価格比較で選ばれやすいサイトのため、「低価格帯プラン」や「キャンペーン時の販促設計」との相性が良い掲載先。薄利多売モデルになりやすいため、稼働率を限界まで上げたい時の「在庫消化OTA」として割り切る戦略も有効です。

参考:skyticketレンタカーの評判を徹底調査!安さの裏側と実際の口コミから見えた真実

Jcation(ジェイケーション)

Jcation
出典:Jcation

国内旅行に特化した総合予約プラットフォームで、ホテル・航空券・レンタカー・観光チケットを一括検索・予約できるサービス。沖縄など特定エリアのパッケージ商品が人気です。

・販売促進への取り組み

「フライト+ホテル+レンタカー」のセット販売やセール企画が多く、パック旅行ユーザーをまとめて取り込めるのが特徴。クーポンや期間限定セールも活発です。

・掲載のハードル・コスト感

Jcationは、「フライト+宿泊+レンタカー」のパック商品販売が中心のOTAです。そのため、単体レンタカーOTAとは異なり卸価格での提供やパック専用プランが求められる場合があります。利益構造が違うため、自社がパッケージ需要を取り込みたいかを軸に検討するのがポイントです。

掲載には以下のような基準があります:

  • 各都道府県のレンタカー協会 正会員
  • 新車登録4年以内(喫煙車は除外)
  • 1店舗あたり30台以上の保有台数(2026年時点)
  • 全プラン「免責補償料金込み」で提供
  • 輸入車は自社で整備できること

掲載費用は予約成立時の成果報酬型で、費用体系は要問い合わせ。品質と信頼性を重視した媒体のため、条件に合う事業者にとっては沖縄・観光エリアでの集客に強い有力な掲載先です。

参考:
サイト掲載に関する問い合わせ - Jcation
沖縄発の旅行サイト「Jcation」「沖楽」を運営するSEECの挑戦
国内ホテル・レンタカー・航空券を一括検索!「Jcation」とは

レンタカードットコム

レンタカードットコム
出典:レンタカードットコム

全国約170社・2,500店舗以上を掲載する比較サイトです。大手だけでなく格安レンタカー会社まで幅広くカバーし、多言語に対応しているのが強みです。

・販売促進への取り組み

アプリ提供や「乗り捨て可」「高級車」など、条件別の絞り込み機能により、ニーズに合ったプランを探しやすい設計。海外からの旅行者を含め、幅広い層への送客に活用できます。

・掲載のハードル・コスト感

掲載審査は比較的柔軟で、中小事業者も参画しやすい媒体です。ただし、合計在庫台数が30台以下の事業者は掲載対象外となっており(2026年現在)、一定の規模が必要です。また、多言語対応やサポート体制の確認が行われるため、海外顧客向けの体制が整っているかどうかが審査のポイントになります。

参考:新規参画お問い合わせ - レンタカードットコム

レンナビ

全国約100社以上のレンタカー会社を比較できるサイトで、主要24社など大手ブランドの最安値比較にも対応したポータル型OTAです。

・販売促進への取り組み

最大60〜70%OFFの格安プランや、エリア別ページ(例:東京・羽田・主要駅周辺など)を通じた集客が特徴。価格訴求・エリア特化の両方で活用しやすい媒体です。

・掲載のハードル・コスト感

登録審査は比較的緩やかで、小規模事業者・地方店舗でも掲載しやすい媒体です。「とにかく価格重視で比較したいユーザー」が多いため、繁忙期以外の稼働率アップや、在庫消化用の掲載先としての活用がイメージしやすい媒体です。

参考: 格安レンタカー100社最安値比較・予約1日2000円~ - レンナビ

トクー!

トクー!
出典:トクー!

会員制の旅行サイト「トクー!」が運営するレンタカー予約サービス。最低価格保証を打ち出し、「他社より1円でも高ければ差額をポイントで還元」といった強い価格訴求を行って中間マージンを100%カット(代理店手数料ゼロ)で卸値価格で提供できる仕組みが特徴です。

・販売促進への取り組み

ウルトラセールやタイムセール、会員向けのポイント還元など、リピーターを育てる仕組みに力を入れている媒体。グローバルな顧客層に強いのも特徴です。

・掲載のハードル・コスト感

中小の企業でも掲載には柔軟ですが、会員制・ポイント還元型の特殊モデルで一般的なOTAと利益計算が異なります。トクー!側は会員費などで収益を得る独自モデル(または卸価格での販売)が基本となるため、戦略的なネットレート設定が求められます。

参考:
レンタカー会社の方へ - レンタカー会社加盟資料請求 - 宿泊予約は【トクー!】
トクー!レンタカー「全面リニューアル!」
国内事業 - 事業内容 - クーコム株式会社

自社に合った掲載先を選ぶための実践ステップ

ステップアップ

ここまでで、「OTAごとの特徴」「比較のポイント」を理解できたと思います。

では実際に、自社に最適な掲載先をどう選び、どのように運用を始めるべきか。その具体的な3ステップを紹介します。

自社の強みとターゲットエリアの再確認

まずは、自社の“立ち位置”を整理することから始めましょう。

この作業を曖昧にしたまま媒体選びを進めると、結局「なんとなく全部出している」状態に戻ってしまいます。確認すべき主な項目は以下の通りです。

  • 価格:安さ重視で競争するのか、それともサービス品質で差別化するのか
  • 車種構成:軽・コンパクト中心か、ミニバン・ワゴン・輸入車が強いか
  • サービス品質:接客・清掃・補償・設備など、どの要素で高評価を得ているか
  • 立地条件:空港・駅近など観光起点型か、都市部・リゾート・離島エリアか

これらを整理することで、「自社はどのエリアで、どんなお客様に強いのか」が明確になります。

運用体制とコスト許容範囲の決定

次に考えるべきは、運用リソースとコストの上限です。どれだけ優れた媒体でも、社内で運用しきれなければ成果は続きません。

確認しておきたいポイントは以下の通りです。

  • プラン登録・料金調整・在庫更新にかけられる時間
  • 問い合わせ・キャンセル対応に割ける人員数
  • 管理できる媒体数の上限
  • 許容できる手数料率の目安
  • 広告・クーポン施策に使える予算感

これを明確にしておくと「手数料は高いが送客が多い媒体」「手数料は低いが運用の手間がかかる媒体」といった比較をしたときに、どこまでが“現実的な範囲”か判断しやすくなります。

気になるOTAへの資料請求・問い合わせ

掲載候補がある程度絞れたら、実際に問い合わせて情報を集める段階に進みます。公式サイトでは分からないリアルな情報を得ることで、判断の精度が格段に上がります。

確認しておくべき主な内容は次の通りです。

  • 公開されていない最新の手数料体系
  • 同じエリア・同規模のレンタカー事業者の成功事例
  • 特集・キャンペーン掲載の条件
  • 導入後のサポート体制・担当者の対応範囲

実際の進め方としては、「各サイトで概要・料金を確認」→「条件が合いそうな媒体にだけ資料請求・問い合わせ」→「担当者からの話を聞いたうえで、まずはテスト掲載」という流れで進めると、大きなコストをかけずに効果を検証しながら最適化できます。

<参考記事>
OTAとは?レンタカー事業者が知っておきたい集客と販路拡大の基礎知識

国内レンタカーOTAに「なんとなく載せる」から「戦略的に選ぶ」へ

レンタカー利用客

ここまで、国内レンタカーOTAの特徴と比較軸、そして自社に合った選び方を見てきました。最後に、実践の際に意識したい3つのポイントを整理します。

  1. まずは1〜2社からテストし、数字を見ながら拡大する
    いきなり多くの媒体に在庫を出すのではなく、まずは相性が良さそうな1〜2社に絞ってテスト運用するのが効果的です。テスト期間では「予約数」「売上・利益率」「現場オペレーションへの負担」を数値で検証しましょう。
  2. 自社の強み・ターゲットに合うOTAを見極める
    「得意とするエリア・ユーザー層」「販促機能」「手数料と送客力のバランス」を比較し、主力として活用すべき媒体と、サブとして露出を確保する媒体を明確にします。
  3. 中長期的に「勝ちパターン」を構築する
    OTA運用は短期的な結果だけで判断せず、中長期で「自社にとって安定して利益を生む構成」を作ることが重要です。「平日」「繁忙期」「多言語対応が必要な需要」など、シーンに応じて使い分けるのが理想です。

「とりあえず全部載せる」時代は、すでに終わりつつあります。

これからは、「選んで載せる」時代です。自社の戦略に沿って掲載先を選び、売上・利益・現場負荷のバランスを整えていくことが、これからのレンタカー事業者に求められる戦略的なOTA活用のあり方です。

弊社について

株式会社KAFLIX CLOUD

株式会社KAFLIXCLOUD(カフリックスクラウド)といいます。レンタカー業界が抱える人手不足や、アナログ対応による業務過多といった悩み解決を目指すレンタカー予約管理システムを提供しています。
日本全国のレンタカー事業者の皆様と向き合いながら、現場の業務負担軽減に関するお悩みにこれからも耳を傾けつづけます。

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